介護ヘルパーが知っておきたい体に優しい移動技術

リフトを活用する介護生活【介護ヘルパーが知っておきたい体に優しい移動技術】

リフトを活用する介護生活

80歳男性のAさんは、脳梗塞で麻痺があり、
要介護5に認定されています。

 

奥さんの介助では、起き上がったり立ったりすることができません。

 

しかし、Aさんは、せめてポータブルで排泄をしたい、
家族と一緒に食事をしたい、外にも出たいと希望していました。

 

しかし、要介護5であれば、一般的には寝たきりでも
仕方がないと思ってしまいます。

 

ですが、Aさんの場合は、本人の強い希望はもちろん、
家族も寝たきりにさせたくないと思い、
リフトを導入しました。

 

リフトの使用によって、一日に何回も車いすに移乗することができ、
ポータブルトイレでの排泄もうまくできるようになったAさんは、
生活全般に対して、以前にもまして前向きになり、
奥さんや子どもたちと一緒に、車いす旅行を楽しむまでに
生活が広がりました。

 

ベッドで寝たきり生活となり、
褥瘡を作っている人がいる一方で、
車いすにさえうつることができれば、
どこにでも行けるという生活をしている人もいます。

 

リフトは、移動というヒトの自由を実践するために、
もっと普及していくべき用具です。

 

吊り具をそのつどセットするなど、
面倒くさいと思ってしまいがちですが、
慣れれば介助がとても楽になりますし、
利用者さんの自由度も上がります。


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