介護ヘルパーが知っておきたい体に優しい移動技術

枕の動かし方【介護ヘルパーが知っておきたい体に優しい移動技術】

枕の動かし方

(1) 利用者さんに、枕を動かす目的と方法を話し、
   了解と協力を得ます。
    話をすることで、安心感も得ることができます。

 

(2) 側頭部に沿って頭の両脇に介護者の両手を入れ、
   少し持ち上げます。
    片方の手で後頭部を支え、もう一方の手で枕を動かします。
    頭を持つ手は指全体を広げるようにして後頭部を持ちます。
    全体重の7%ほどの重さである頭部全体は、指を広げ、
   支持面を大きくして持つことで、利用者の負担が軽くなります。

 

(3) 枕を動かすときは、利用者の頭の上を通ると、
   うっとうしく感じさせてしまうので、頭の上を通らないようにします。

 

コミュニケーションの効果

 

・説明をすることによって、利用者さんに安心感を与えることができます。
・説明をすることによって、協力を得られ、お互いの負担が軽減します。
・話をしながら表情を見ることによって、表情の変化が確認できます。
・声かけをすることによって、タイミングがあわせやすくなり、
動作もスムーズになります。
・やったことの確認ができます。

 

悪い声のかけかた

 

動作を促すとき、「いち、に、さん!」などと声をかけるのは、
力ずくの介助になりやすいため、よくありません。

 

手掌の使い方

 

移動の援助をするときには、体幹を支えたり、
指示するために介護者の手を必ず使います。

 

そのとき、安全に人を支持するためには、
手掌を中心にして、指の第一かんせつよりも
下の部分を使って支えることが必要です。

 

第一関節より上の部分を使うと、
つまんでしまうことになるため、
利用者さんに苦痛を与える介助になってしまいます。


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